非常勤講師の平野公平先生が「福岡県美しいまちづくり建築賞」を受賞されました。これは福岡県が主催する歴史ある賞で、福岡県内の個性豊かで美しく、良好な景観を形成する建築物を表彰するものです。

◆住宅の部の『HOUSE W』という作品で大賞を受賞されました。

《受賞作品について平野先生のコメント》

「隣接する神社の御神木が印象的な敷地に建つ住宅で、神社の緑を景観として取り入れて、狭い通りの印象を改善されるように計画しました。神社の緑との関係を緩やかに繋げる事で、双方にとってより良い環境が醸成できればと考えました。今回受賞できて本当に嬉しいです」。

《選考委員会より作品講評》

 

「狭い道路の環境改善も含めて、住宅と巨木の関係がまちの風景を作っている事が評価されました。周囲の自然環境との共存は、実は伝統的な日本家屋が持っていた特徴です。その伝統を現代的な形で再構成した住宅と言えるでしょう」。

▲夜は室内の光が美しく御神木を照らします。

▲温かみのある木材を全面に出した室内。

▲可動間仕切りを開放すると一体空間となります。

▲南側には大きな開口が設けられ、室内を明るくしています。

▲可動間仕切りにより家族が成長し暮らし方の変化にも対応できる仕組みです。

『写真:Koji Okamoto(TechniStaff)』

◆平野先生が建築に興味を持ったのは大学に入ってから。「やってみたら色々な分野があって奥深い世界だった」とこの業界に入ったそうです。現在建築を学ぶ学生に向けて「建築の世界は、施工やデザイン等さまざまな分野があり、どれも興味深く面白いです。皆さんも自分に合う分野が必ず見つかると思います。それを見つけて学び、夢に向かって進んでほしいです」とメッセージをいただきました。

◆平野公平建築設計事務所

http://www.hira-ar.jp/index.html